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【イベントレポート】「The Wonderful 101: Remastered」など、ヒットタイトルの開発をされているプラチナゲームズ株式会社の高橋 忠礼さんによるスペシャル講義

2022年7月26日 | ゲーム・アニメ3DCG学科

先日おこなわれたゲームクリエイター学科、ゲームプログラマー学科、ゲーム・アニメ3DCG学科の特別イベントをレポート。ゲームが好きな皆さん、ゲーム業界への就職を目指している皆さんへ、当日の様子をお届けします。

ゲストは、プラチナゲームズ株式会社のキャラクターモデリングアーティストであり、2012年卒業生の高橋 忠礼さん。「The Wonderful 101: Remastered」や「World of Demons – 百鬼魔道」「BAYONETTA」シリーズの開発を担当するなど、ゲーム業界の最前線で活躍されています。今日は、ゲームクリエイターに必要なスキルや考え方についてたっぷりとお話いただきました。

キャラクターモデリングアーティストは、プレイヤーキャラクターや敵キャラを全部つくる仕事。プラチナゲームズ株式会社ではアクションゲームを強みにしており、高橋さんはそれに特化したキャラクターモデリングを行ってきました。
一つの作品をつくるのに、短くても2年程かかるゲーム制作。プラチナゲームズ株式会社に入社されて10年ぐらいになる高橋さんが開発したゲーム作品は4、5本だそうです。

今日の講義で高橋さんから何度も出たのは「当事者意識」という言葉。ゲーム制作にはたくさんの方が関わっていますが、「セクションの垣根なく、ゲームを面白くするためのアイデアを出すことが大切」と、おっしゃいます。

会社では新卒採用も担当されている高橋さん。面接で、学生時代のゲーム制作で最終的に作品を完成することができなかったという方に、どういうところに要因があったか、次はどうしたいかを聞いた際、「プログラマーさんの実力がなかったから完成しませんでした」という返答を受け、とても残念に感じたことがあるそうです。
「チームのみんなが、どうすればスムーズに作業を進めることができるか考えること」「自分の業務、分野以外のこともコミュニケーションを取りながら、常に面白いゲームをつくるという当事者意識を持つこと」が大切だと教えてくださいました。

また、お仕事のなかでは「自分が表現したいものとユーザーが求めているものとのバランス」を常に意識されているそうです。AMGのカリキュラムでは、ゲームをつくるだけでなく、発売するところまで行うため、在学中からお客様の目線に立って制作することを心掛けられると良いですね。

質疑応答では在校生からたくさんの質問が出ましたが、一つひとつ丁寧にお答えくださいました。最後は「僕が一番大事にしてほしいのは『好きなものをいっぱい増やしてもらいたい』ということです。学生のうちに、映画、アニメ、マンガ、なんでも良いので、好きなものを増やして、その作品のこのシーンがすごく好きとか、このシーンがすごく感動するとかっていうのを見つけてください。そして、なぜ感動するのか、どうすれば自分の好きなものを表現できるのか深掘りして、その考えをどんどん蓄積していって欲しいです。3DCGの技術はもちろん武器になりますが、それ以上に『考える力』を学生のうちから鍛えて欲しいと思います」と、ゲーム業界を目指している方へ向けてメッセージもいただきました。

高橋さんがゲーム業界を目指そうと思ったのは、27歳のとき。それまでは飲食業の仕事をされていたそうです。絵を描くことや、ゲーム、アニメがもともと好きだった高橋さんは、一大決心をして28歳のときにAMGに入学されました。同級生の中では少し年齢が上でしたが、他学科の学生ともたくさん交流したり、福岡ゲームコンテストの初代受賞者に輝いたりと、有意義な2年間を過ごされたとお話してくださいました。
ゲームが好きで、興味はあるけれど、進路で悩んでいるという方の背中も押してくれるような、とても貴重な講義でした。

AMGでは、学校説明会や個別相談会と並行して、今日のような楽しく実りある企画を今後もたくさん行いながら、ゲーム業界を目指す皆さんを応援します。

▼今後のイベント情報はこちら
https://www.amgakuin.co.jp/ssl/setsumeikai/

※当学院では、オープンキャンパスにご参加いただく皆様の安心・安全を第一に、少人数でのイベント実施、ゲスト用の飛沫防止パーテーションやビニールシートの設置など、感染防止対策を十分に行っております。

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