記憶
2014年7月29日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
“記憶”に残る学生が“記録”に残る学生になっていく
夏期共同制作 アルファー版プレゼン終了!
ティーチャーKこと、小宮です。
7月16日(水)ゲーム3学科の夏期共同制作 アルファー版プレゼンが行われました。
Kは管理講師の一人として参加(実に15回目)
24チームのプレゼンは、約12時間に及びました。
うまく行っているチーム(写真のチームは、まずまずでした)今一つのチーム、問題山積みで奮起が必要なチーム。
様々でしたが、そんな中で、コミュニケーション不足で失敗している学生に言ったのが『“記憶”に残る学生が“記録”に残る学生になっていく』でした。
アークシステムワークス『ギルティギア イグザード』のゼネラルディレクター 石渡太輔さん(1期生)の名言に
“学院の入学時に必要なのは、モチベーションとコミュニケーションだ”という一言があります。
これ、裏を返すと“モチベーションとコミュニケーション”が無いと辛いよ!ってことです。
現在、カプコン、コーエーテクモ、コナミ、セガ、スクウェア・エニックス、バンダイナムコ‥といった大手会社を筆頭に、様々なゲーム会社で活躍している卒業生。
Kは、活躍しているほど、その人のエピソードを思い出せます。
それは、なぜか?
最初から才能があったから?
違います。
そのほとんどが、色々“やっちまった”人です。
で、やっちまったことも含めて“記憶”に残る人です。
『“記憶”に残る学生が“記録”に残る学生になっていく』
不思議なもので、管理講師として“記憶”に残らなかった学生が“記録”=活躍実績になった例は、一つもない。
これは、結局、目標達成のために、教務や講師の先生に質問を行ったり、教務室に相談に駆け込んできたりした姿。
それから失敗した事を取り戻そうと必死になった姿。そういう姿が、僕の“記憶”に残った学生。その人が“記録”=活躍実績になっているからだと思います。
今回、遅れてしまったクリエイターに共通していたのは、質問不足。薄い“記憶”しかない人でした(ひとり、強烈に記憶に残っているのに“やっちまった”のも一人いますが)
その人たち、挽回するという宣言で、僕の“記憶”に残りました。
先が楽しみです。
さて、ゲーム3学科の熱い夏は、まだまだ続きます。
思いっきり、楽しみますよ!