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漫画作画者

漫画には、設定・ストーリーを考える「漫画原作者」と、作画(絵)を担当する「漫画作画者」で作業を分担するケースがあります。「漫画作画者」は、原作者の描いたネームやシナリオを元に、コマ割りの構成や演出、原稿作業を担当するのが一般的です。漫画の看板とも言える、キャラクターの魅力を全面に出すためのテクニックが必要です。
漫画作画者

漫画作画者になるには?

漫画誌への投稿や持ち込み、新人賞などの公募で作品が認められてデビューするのが一般的です。漫画原作者の意図を理解するためのコミュニケーション力と、コマ割りを含む画力が必要とされます。
漫画誌への投稿や持ち込みは、オリジナルで考えた作品か、任意の原作者に描いてもらったものを作画した原稿で行います。その他、カラーやモノクロのイラストなどをファイリングした「ポートフォリオ」での持ち込みを受け付けている出版社もあります。
デビューまでは原作者とのコンビプレイでやっていくことになりますが、デビュー後は編集部の指示によって様々なテーマ、局面に対応できるスキルも問われます。

マンガ学科の主なデビュー実績

【デビュー実績】
「真代家こんぷれっくす!」(小学館) / 「電脳コイル」(小学館)/「ふしぎ通信 トイレの花子さん」(ポプラ社)/「スピリッツ」(朝日新聞出版)/「まめとくらす」(講談社)/「くろねこルーシー」(エンターブレイン)
ほか多数・順不同
デビュー漫画家
久世みずき / 南条アキマサ/おおわき正義/おきのこ/蓮乗寺メイ/川端浩典/sibaco/たかうま創/鶴山ミト/なつきゆう/いせろ絢菜/きよみず光
ほか多数・順不同

卒業生からのメッセージ

久世 みずき

漫画家 (2003年3月卒業)。
「マンガを描くこと」旅人がいました。旅人が、とある国につきました。そこはマンガの国。マンガを描く人々が集まる世界。マンガを描く人々にマンガについて聞きました。マンガを描く人がいうには… マンガを描くのは大変だなぁ。上手く描けないことを悔しく感じたり、言いたいことを表現できずにいらだったりする。トーンがあちこち飛び散って、足のウラに貼り付いているのを見たときはなんだか切ない。でも、それ以上に楽しいものです。旅人は想いました。夢を持つのは良いことだ。夢をかなえる場所があるのは良いことだ。