今回の体験説明会は?
2017年6月28日 | 小説・シナリオ学科
どうも、ノベルス・シナリオ創作学科チューターの相澤です。
6/25(日)に行われた体験説明会のゲストは、アニメ『機動戦艦ナデシコ』の脚本のほか、アメコミの翻訳やアニメのSF考証など幅広く活躍している堺三保先生です!
ワーーーー ヽ(‘ ∇‘ )ノ ーーーーイ
ノベルス・シナリオ創作学科で、物語の構成について1年生の講義を担当してくださっています。
ですが、今回の説明会では、これまでの堺先生の仕事の経験などを交えた『物を書く仕事について』詳しく解説してもらいました。
小説と脚本の完成形の違いから、職業としての小説家と脚本家それぞれの働き方など、いろんな話を聞くことができましたよ。
たとえば……
・媒体の特徴について。
・プロになる方法の違い。
・プロとして食べていくこと。
について詳しくお話をお聞きしました。
具体的にどんな話があったのかというと……
媒体の違いについて――
まず小説は、登場人物たちの心理を地の文で書くことができ、地の文における文章の表現などが重要視されること。ほかにも自分の裁量で表現できるので、自由度が高いこともポイントです。
では、脚本はどうなのか?
脚本では、セリフは短く、説明は極力しないこと。必要最低限の情報説明が求められるそうですよ。
この理由としては、基本的に脚本は現場で多くの人(プロデューサー、監督、演出etc)が読むため。脚本家は打ち合わせで出てきた意見を調整しながら、作品を作りあげます。大勢の人との共同作業のため、簡潔なものが求められるとのこと。
他にもいろいろお話が聞くことができて楽しかったです。
その中で、個人的に印象に残った話が一つ。
学校に入るということは、どういうことなのか?
いろんな先生の話を聞くことになるので、自分にあったやり方を選べること。
お話を作るうえで、完全な正解はない。正解がないからこそ、自分にとっての答えを探してほしいとのことでした。
いろんな方法を試して、学んだことを活用する大切さ。
学校でどんな風に勉強すればいいのかなど、具体的に紹介されたんですけど……
僕 も 入 学 前 に 聞 き た か っ た !!
。゜゜(´□`。)°゜。ブワッ
小説家、脚本家を目指している参加者にとって、堺先生のお話で背中を後押ししてもらえた人も多いのではないかと思います。
堺先生、ありがとうございました!!
さて、次回の体験講義では、僕が担当させていただきます!
7/9(日)『イメージを文章にするテクニック』
ノベライズの際に、意識したことなどいろいろ交えてお話しできればと思います。
興味がある人はぜひご参加ください。
よろしくお願いしまーす。