職務別の漫画家について

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漫画家は週刊・月刊に掲載するだけではなく、様々な仕事で活躍します。
職務別にどんな漫画家がいるか、詳しくご紹介します。

広告の漫画家について

企業などが自分の会社の商品をPRするために作る広告。最近ではその広告を漫画仕立てにする企業が増えています。
この企業広告に載せるための漫画を描いている人たちが、広告の漫画家。
企業広告の漫画家の仕事はまず、依頼主である企業と話し合いをすることから始まります。
漫画が載った広告を読むのは誰なのか・アピールしたいポイントはどこか。
またページ数やコマ数などについても話し合い、漫画家自身も経験をもとにしたアイディアを出すよう求められるでしょう。
企業広告の漫画家に求められるものは絵の技術や奇想天外なストーリー展開ではなく、企業が伝えたいアピールポイントを的確に感じ取れる理解力。
また企業広告を描く漫画家の特徴としてはキャラクターの洋服・髪の色などを自分では決めず、企業から指示を受けてその通りに行うことが多いという点が挙げられます。
企業の意思を第一に優先することを求められるため、よりビジネス意識を持つことが要求されるでしょう。
企業広告の漫画家の給料は受け持つ企業・ページ数によって大きく異なるため、ハッキリとは言えません。
ただし、モノクロかカラーか・シナリオ制作から作画まで受け持つのか、作画のみの請け負いなのかなどで金額が変化してくるでしょう。

電子漫画・携帯漫画の漫画家について

スマホやタブレット・パソコンで漫画を読むことが一般的になりつつある現代。スマホなどで手軽に漫画が読めるようになると、そのぶんたくさんの作品が必要になりますよね。
最近では電子書籍の売れ行きにともなって、電子書籍を販売する会社が急増しておりその中には漫画家を募集している企業も数多く存在します。
電子漫画・携帯漫画の場合、作品を多く持っている会社のほうが客が集まりやすいため漫画家を受け入れてくれやすい傾向にあります。
電子漫画・携帯漫画で人気が出た漫画は紙媒体の編集部から声をかけられ、紙面デビューするということも少なくありません。
電子漫画家の収入はデビューしたばかりの新人で原稿料一枚で4000円~7000円程度。
絵のランクや知名度、また電子漫画を販売する会社の規模によっても原稿料の額は変わってきます。
また電子漫画の場合は印税を支払ってくれる会社と、印税が無い会社があるので契約時に確認することを忘れないようにしましょう。

同人誌の漫画家について

同人誌とは同好の士が集まってお金を出し合い発行する雑誌のこと。
商業作品として発売されている漫画の二次創作を集めたものもあれば、オリジナル作品を載せている同人誌もあります。
そしてそのような同人誌を発行しているのが同人作家と呼ばれる人たち。
同人作家になるためにはまず「サークル」と呼ばれるグループに参加することから始めましょう。
もし金銭的な余裕があるのであれば自分一人で雑誌を作り、イベントに参加することも可能。イベントなどで自分の作品を販売している時点で、すでに同人作家と名乗れます。
また同人作家が得る収入はイベントなどで販売した自分の作品の合計金額。
売れた部数と販売金額が手元に入ってきますが、雑誌を発行するためにかかった経費などもそこから引かれていくのであまり多くの額は残らない可能性もあるので覚悟しておきましょう。
そのため同人作家の多くは定職を持ち、空いた時間を見つけて活動をしている人がほとんどです。
専業の同人作家として活動し生活費を稼いでいる人もいますが、そのような人たちはごく一部。
同人作家として活動するのは簡単かもしれませんが、生活費を稼ぐために活動するというのはあまり現実的ではないと言えるでしょう。

漫画家になるためにあなたがしておきたいこと

まとめ

雑誌に連載を持っている人だけを漫画家と思いがちですが、実は色々な方法で活動している人がいるんですね。
漫画家として活動したいけれど紙面デビューがなかなかできないという方は、企業広告・電子漫画家など間口の広いメディアから入ってみてはいかがでしょうか。
同人作家も生活費を稼ぐのは難しくても、絵の技術やストーリー展開を学ぶのにはぴったりの場です。また質の高い同人作品を作っていれば出版社からスカウトされる可能性も少なくありません。
自分に合った活躍の場で漫画家を目指してみるのも、夢を叶えるための方法と言えるでしょう。

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