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株式会社マッドハウス 内定者インタビュー

株式会社マッドハウススタッフ 内定者インタビュー

2015年度放送『ワンパンマン』『デス・パレード』などを手掛ける(株)マッドハウスにアニメーターとして内定が決まった、アニメーターコースの大下香代子(おおした かよこ)さん・山本紘平(やまもと こうへい)くん。

学院の思い出、就職活動の苦労、そしてアニメーションに対する想いを答えてくれました!

Q1.アニメーション業界を目指したきっかけは?

山本

小さい頃からアニメは良く観ていました。特にスタジオジブリの作品が好きで、何度も何度も見返したのを覚えています。「いつかアニメに携わる仕事がしたい」と漠然と思い描きながらも大学へ進んだのですが、いざ就職活動をする時になり、やはり自分が本当にしたいものはこれだ、と進路変更をしました。絵はラクガキ程しか描いた事がなかったのですが、やるなら作画と決めて学校を探し始めました。

大下

私も幼い頃からアニメ作品に触れていました。絵を描く事もずっと好きで続けていて、マンガ家と悩んだ時期もあったのですが、「時をかける少女」を観たときに初めて「アニメーションってすごい」と感動した事がきっかけでこの業界を目指すことを決めました。静止画ではなく、動くことで世界を表現出来るのはアニメーションしかないと感じました。

Q2.AMGに決めた理由は?

山本

専門学校に進学しよう、と決めたは良いものの、学校探しを始めたのは3月に入った頃でしたのでとにかく必死でした。ネットで調べ、様々な学校のサイトを調べた中でAMGが一番就職率とカリキュラムについてしっかりと記載されていると感じました。そして、実際に体験説明会に参加した時、就職率の高さはもとより、対応して下さった先生が僕の立場に合わせてしっかりとアドバイスをしてくれました。
大学を卒業あるいは中退して専門に進むか、今は3月だがどう親を説得するのか…などなど、厳しくも僕が抱えていた不安の部分すべてに対応してくれました。おかげで「この学校なら頑張れる」と自分の中で気持ちの整理がついた事が大きかったです。

大下

私は高校3年生のときに、母親と別の学校も見てまわっていました。AMGに来たとき既に別の学校もいくつか見ていたのですが、「ここはアニメーション学科にきちんと力を入れている。全然違う」とすぐにわかりました。アニメ制作が学生だけで出来ること、1年間に2本もアニメを制作することも魅力でしたし、何より体験説明会の時に先生方がとても気さくに、そして親身に接して下さったのが印象的でした。
母も賛成してくれて、ぜひこの学校で学びたいと入学を決意しました。

Q3.クラスの雰囲気はどうですか。

山本

とても仲の良いクラスだと感じます!みんな目標とするところが同じなので自然と仲良くなれる空気ですね。和気あいあいとしていて良い雰囲気です。
僕は同級生の中では年上にあたりますが、敬語や「さん」付けはやめて欲しいと最初からみんなにお願いしていました(笑) 同じクラスである以上、みんなゼロからのスタートで、立場は同じだと考えていたためです。

大下

私も非常に仲の良いクラスだと思っています。私自身人見知りはあまりしないのですが、自然とアニメの話や絵についての話が出来るのでなじみやすいと思います。
休みの日はみんなで課題のためにクロッキー練習に出かけたりもしています!

Q4.印象に残っている講義について教えてください。

山本

「エフェクト」の講義がとても楽しいです。炎や水などの自然現象を、どうすればリアルに描けるかを考えて描写しています。普段見ているはずのものですが、描くとなればとても難しく、その分観察する力がついたと思います。
描けないと感じたら調べる、調べてやってみる、そうすると先生が講義で言っていた事に気付けます。そういった細かい事も、自然と身に付きました。

大下

私は動画の基礎の講義が一番楽しいです。ただ「線が動く」のではなく「キャラクターが動く」というところを重点的に意識して描いています。「運動曲線」なんて言葉初めて知りました(笑)なびき、ふりむき、おじぎなどいろいろな動作を描いていますが、基礎であるために今でも一番難しい作業です。
山本くんと同じように、描けないなら自分でやってみる、想像してみる、調べてみる…これはとても大切だと感じます。

Q5.共同制作の思い出は?

山本

人は個々で違うんだなぁ、ということを痛感したカリキュラムです。チームで動き出したときに、いくつかの企画が出た中で僕の原案が通りました。ですが、そこから作品の意図を人に伝える難しさや、それぞれが考えている意見の吸い上げなど簡単にはいかないことばかりでした。
思い通りに行く時もあれば、逆に他の人からアドバイスをもらってより良くなる事もあります。コミュニケーション能力と、伝達する力、この2つがとても大変で大切だと思いました。
また、全ての工程を一通り経験できるので、「これが創るということか」と実感出来ました。
そして当時、画力がまだまだ足りなかったので、もっと描いておけばよかったなぁと思います!

大下

もうとにかく大変なんです!アニメーション制作は初めてですし、今まで他人だった人間が大勢でひとつのものを作るのも私にとっては初めての経験でした。
私はキャラクターデザインを担当したのですが、そのキャラたちの動きで悩む事もたくさんありました。そんな時は手を止めて相談しあったり、先生やチームのみんなにアドバイスをもらい、また既存の作品を観て動きの研究をしたりしました。
本当に、学生だけで何もかもやるんですよ!

2人が参加した1年次前期の作品

Q6.学院祭の思い出は?

山本

アニメ作品の他に、自分で描いた動画を実際にテレビで映しながら、その原画(紙)の展示をしていました。遊びに来てくれた方々が、その原画を手にとって「アニメってこんな風になっているんだ」「すごい」と言ってくれたのがとても印象的でした。
何も知らない人たちに、こうしてアニメの魅力を伝えたり、アニメって大変だけど楽しいと伝えられたのが大きいかと思います。

大下

共同制作の上映も行なって、親が観に来てくれました。「本当にアニメになってる。面白かったよ」と言ってもらえたのを覚えています。先にも書きましたが、キャラクターデザインを担当していたので「キャラが可愛い!」と声をかけてもらえたのが嬉しかったです!

Q7.就職指導や就職活動で印象に残っていることは?

山本

担任の先生と、就職指導の先生は「相談したら必ず応えてくれる」というのがとても印象的でした。ひとりひとり、環境や状況に見合った形でアドバイスをくれて、本当に親身になって向き合ってもらったなと思います。
書類の添削、面接練習、メールの返信方法などどんな些細なことでも応えて教えてくれました。
また、一般就職ではなく「アニメ業界への就職」という点での情報量が多くとても助けられました。

大下

私は面接がとても苦手なんです。こういったインタビューも苦手で(笑)
なので、模擬面接は不安な分何度も何度もして戴きました。
また、ありがたい事に他社の選考にも何度か行かせて戴いたのですが、その度にそれぞれの会社に合った模擬面接をしてもらったのがありがたかったです。

Q8.内定をもらった時の気持ちをお聞かせ下さい。

山本

授業中にメールが来ました!作画も面接も自信があったので、とても嬉しかったです。授業後すぐに先生に報告に行ったんですが、握手をして一緒に喜んでくれました(笑)
家族にも伝えたところ、母が泣いてしまい僕より喜んでくれました。
先にも言いましたが、僕は一度大学に入っているので、年齢的にも不安はありました。ですが、努力する事に年齢は関係なく、「頑張ってよかった。結果が出たな」と素直に思えました。

大下

私もメールで内定通知を戴きました。山本くんとは違って、面接にとても不安が残っていたので…「本当に!?」というのが素直な感想です。でも作画には自信があったのでそこを見てほしい!と思っていました。家族も喜んでくれて、私も嬉しいです。

Q9.これから業界を目指す皆さんへのメッセージをどうぞ!

株式会社マッドハウススタッフ 内定者インタビュー

山本くん(左)・大下さん(右)

山本

僕は大学を中退して、今の学校に入りました。中退した事や、年齢の事を鑑みればとても不安な気持ちでした。ですが、それ以上にアニメが大好きでした!

僕と同じ境遇の人はたくさんいて、みんな悩んでいると思います。しかし、僕が先生方に言われたように、年齢や学歴などは関係ありません。重要なのはどこまでアニメを好きになれるか、ただそれだけです。学校に入るまで、絵が描けなかった僕ですが、たくさん描いて努力しました。そうすれば、声を掛けてくださる企業様は絶対にあります!

ですので、年齢や学歴などを気にしている人がいれば、まずは描きましょう。
そして、共に夢を人々に与えることの出来る素敵なアニメの世界を一緒に創りましょう!

大下

絵に自信がなくて不安だと感じている方でも、先生方の指導をしっかりと聞き毎日ちゃんと絵を描けば必ず上手くなると思います。
私自身、高校までずっと部活尽くしでまともに絵を描いていませんでしたが、この学校に通い約2年間とても成長したと思っています。そして、この業界を目指す、続けていくという面で絵を描くことが好きだという気持ちをずっと持ち続けるということが本当に大事だと思います。
これから業界を目指す皆さん、悔いの残らないように精一杯努力して頑張ってください!

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

山本さん、大下さんありがとうございました。
AMGでは充実した就職サポートにより毎年多くの学生が内定を経て、アニメーション業界に巣立っていきます。
詳しくは パンフレットを無料で送付 しておりますので是非ご確認ください。

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