『君と僕。』『灼眼のシャナ』『バクマン。』など数多くのヒットアニメーションを制作し続ける
株式会社ジェー・シー・スタッフ(J.C.STAFF)。
2013年も『変態王子と笑わない猫。』『とある科学の超電磁砲S』『ふたりはミルキィホームズ』
『リトルバスターズ!~Refrain~』『ゴールデンタイム』など、続々と新作を生み出しています。
その株式会社ジェー・シー・スタッフに、今年もアニメーターコース在籍の2名が内定をいただきました。
アニメーターを志したきっかけから内定を決めるまでについて、学院生活を中心にインタビューを行いました!
内藤玲さん
松崎紗弥子さん
Q1.アニメーション業界を目指したきっかけは?
内藤: |
子供の頃からアニメを見ていて、自然と自分でもアニメを作りたいと思いました。 |
松崎: |
私は、小さい時からアニメと絵を描くことが大好きで、アニメーターになりたいと思い始めたのは、作画や演出を意識してみるようになってからです。 |
Q2.AMGに決めた理由は?
内藤: |
大卒の人や社会人から入学する人が多いと聞いて決めました。 |
松崎: |
AMG以外にも他の学校の体験説明会に行ったんですが、AMGは先生が熱心に教えてくれたのが、印象的でした。あと、少人数制なので先生が1対1で指導してくれる機会が多いと思い、決めました。 |
Q3.クラスの雰囲気はどうですか。
松崎: |
モノ作りが好きな人が多くて、楽しくて、明るいと思います。 |
内藤: |
色々なタイプの人がいるのですが、みんなアニメが好きという共通点があるので、アニメ好きには居心地の良い空間だと思います。 |
Q4.印象に残っている講義について教えてください。
松崎: |
それぞれの授業が印象的ですが、デッサンの授業で外に出て、木・草・動物等をスケッチしたり、レイアウトを考えたりする授業は特に印象に残っています。楽しいだけではなく、座って絵を描くだけでもなく、実際に見たり触れたりすることも大切だとわかりました。 |
内藤: |
入学当時は全くアニメの勉強をしていなかったので、初めて絵をトレスして、動画を描いたのが一番印象に残っています。 |
Q5.共同制作の思い出は?
内藤: |
スタートはわからないことだらけでしたが、手探りながらもワクワクしていました。作業を進めて行く上で仲間ともめたり、辛いことが続くこともあります。でも、それ以上に完成した嬉しさとやりきれなかった悔しさでまた作りたいと思えました。初めてキャラが動いた時は今までなかった位に感動しました。そして、声がつくとキャラがさらにかわいく見えました。 |
松崎: |
私は主に背景と動画を担当したんですが、背景については、キャラの色が背景から浮かない様に調整するのがすごく大変でした。リテイクも何度ももらい、苦しんだ時もありましたが、「一からアニメを作ることがこんなにも大変なのか」とわかったので、とても良い経験になったと思います。 |
内藤さんが参加した「ほしのよる。」
松崎さんが参加した「ラブトレイン」
Q6.学院祭の思い出は?
内藤: |
上映する作品のブラッシュアップと学院祭の準備の両方で忙しかったけど、普段話さない人や話題で盛り上がって、とにかく楽しかったです。 |
松崎: |
自分達の作ったアニメが、スクリーンで流れたときはすごく感動しました。 |
Q7.就職指導や就職活動で印象に残っていることは?
内藤: |
アニメーションの企業は、一般企業と違って面接スタイルがそれぞれの会社で違っていたことが印象的でした。 |
松崎: |
私は就職活動をこれまでにしたことがなかったので、最初は戸惑うことが沢山ありました。 |
Q8.内定をもらった時の気持ちをお聞かせ下さい。
内藤: |
就職活動が終わってホッとして、「卒業制作に集中出来るな」と思いました。でも少しすると「ここからがスタートだな」と、改めて気合が入りました! |
松崎: |
会社説明会や試験を受けて行く内に、「ここで働きたい!」という思いがどんどん強くなっていたので、内定をいただいた時は本当に嬉しかったです! |
Q9.これから業界を目指す皆さんへのメッセージをどうぞ!
喜びいっぱいのふたり
内藤: |
学生の内に色々なことに挑戦して、学生生活を楽しんでください。何かをやり切ったことがその後の自信になると思います。全力で遊んで、全力でバカなことが出来る仲間を作ってください! |
松崎: |
私は、自分の好きなものばっかり描くのではなく、色々なものを描くことがアニメーターにとって大事だなってAMGで学ぶことが出来ました。色々なものを描いて刺激を受けて欲しいなって思います。 |