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ジェー・シー・スタッフ内定者インタビュー

村田誠くん

2012年度放送『じょしらく』『アルカナ・ファミリア』『リトルバスターズ!』をはじめ、『君と僕。』『灼眼のシャナ』『バクマン。』など数多くのヒットアニメーションを制作し続ける株式会社ジェー・シー・スタッフ(J.C.STAFF)にアニメーターとして内定が決まった、アニメーターコースの村田誠くん。

学院の思い出、就職活動の苦労、そしてアニメーションに対する想いを答えてくれました。

Q1.アニメーション業界を目指すきっかけは?

僕は、高校受験のときにある高校を目指して勉強に取り組んでいました。「この高校に入るぞ!」と決めていた志望校であり、それが目標でもあったので、入ってから自分が何になりたいのかが漠然としか思い描けていませんでした。でも、やはり進路を決めるときに、「自分の進路は自分で選択するもの」「やりたいことを後悔せずにチャレンジしたい」という想いが生まれました。もともと絵は好きでしたが、特別習ったということもなく、ただなんとなく描いていただけだったので、改めて絵の世界でやってみたいな、と誰かに決められたわけでなく自分で進む道を決めました。

アニメも好きだったのですが、それは一視聴者として楽しむものでした。ですが、AMGの体験説明会に参加したときに、初めてアニメーションはこう作られている、というものを知りました。正直、今までアニメのアの字も知らなかった僕には衝撃でした。

1枚1枚丁寧に描かれた静止画のイラストの良さも勿論ありますが、僕はキャラクターが生きて自由に動くアニメーションというものに惹かれました。
AMGの説明・講師の先生の指導を受けて初めて、アニメーション制作に携わりたいとはっきりと目標を持てたと思います。

Q2.AMGに決めた理由は?

他の専門学校にも行きましたが、入学前から指導をしっかりとしてくれたことですね。講師の先生は絵の上手い下手を指導するのではなく、アニメーションを制作する上で大切な行程やポイントを、初心者の、それも高校生の僕に丁寧に教えてくれました。そういったことは入ってから指導するものだとばかり思っていたので正直驚きました。
勿論思うように行かない部分も多くありましたが、四苦八苦しながらなんとか仕上げた初めての絵が動いたときは本当に感動しました。

Q3.クラスの雰囲気はどうですか。

いろんな人が居て面白いな、と感じます。それぞれ経歴が違うのも当然ですし、年齢差は勿論あるのですが、全員が絵を描くこと、アニメーションを制作することを本当に楽しんでいるなと感じています。
あととにかく元気で明るいクラスです。このクラスのメンバーでいられて僕は幸せだなと思えます。

Q4.印象に残っている講義について教えてください。

アニメーションがどうやって作られているか知らなかった僕にとっては、何もかもが刺激的で面白いと感じていました。
これは講義の話ではないのですが、入学式のときに「自分がつらくなる時があっても、自分の好きな作品・作りたい作品というものを常に頭の中で反芻し、自分のモチベーションを保つことが出来る人は、途中で折れることは絶対にありません」と挨拶で仰って下さった方がいて、それをずっと意識して今日まで取り組んできました。
絵が思うように描けなかったり、制作で行き詰まったりした時もありましたが、アニメーションが好きという気持ちを忘れずにいられたのはあの言葉があったからだと思います。

Q5.共同制作の思い出は?

1年前期の共同制作作品『エディ』

1年生の最初の制作は、僕が企画したものでした。観ている人を笑わせたいな、と思って漠然と考えたものでしたが、あまり煮詰めていなかったので、シナリオ・監督担当の同級生には大変な思いをさせてしまったかなと思います。シナリオチェックも、企画者として担当の人に伝えるという難しさも実感しました。

次の制作ではキャラクターデザインと作画監督を担当しました。最初の制作よりチェックするものが格段に増え、僕がOKを出したり、他のメンバーに作業を割り振ったりと本当に苦労しました。
でも制作を通じて感じたのは、アニメーション制作は1人では出来ないがゆえに、個々を良く知ることが大切ということですね。慎重に描く人、急かしてから描く人、こだわりがある人…そういった部分も良く見て、その上でスケジュールや作業の割り振りを考えるようになりました。
僕自身も、リテイク(手直し)ということを含めて考え、スケジュール締め切りから逆算してとにかく早め早めに仕上げることを意識しました。何よりも納期が大切だということを常に意識していました。

Q6.学院祭の思い出は?

1年生のとき、自分たちの作品の上映会の他に、アニメーション学科として何が出来るかと考えたことが印象深いです。
来てくださった方が楽しめて、簡単でもいいからアニメーションを作って、動く楽しさを知ってもらうためにはどうしたらいいだろうと考えて工夫しました。来てくれた方が楽しかった、と言ってくれたことが嬉しかったです。

Q7.就職指導や就職活動で印象に残っていることは?

6月頃、企業への応募が何社も重なった時期があったんです。会社別のポートフォリオは勿論、履歴書や自己PR文などを何冊も何通も用意しなくてはならない時期でした。1社だけ、期限に間に合わなくて出せない会社が出てきてしまったんです。
そのときに、先生から「質をあげることに時間をかけるのではなく、とにかく一度全ての書類を準備し、いつでも企業へ送付できる段階まで準備すること」と言われました。
1枚の質をあげることに時間をかけすぎると、ポートフォリオのページ数が圧倒的に足りなかったり、必要な書類の準備が疎かになってしまったり…最初の頃は焦ってしまい、全てを均等にしようと手を出しすぎた結果だと思います。まずは何よりも作品を送付することを目標に「この企業ならこの日までに」と、きちんとスケジュール管理をする意識が改めて生まれました。「送らなければ受かる可能性もない」ということを、身をもって感じました。

Q8.内定をもらった時の気持ちをお聞かせ下さい。

メールで通知をもらいました。ちょうど授業時間の合間の休憩時間にメールが来ました。実技試験が終わったあとに「楽しかった」と思えたのはよかったのですが、出来ははかりかねていたので、信じられないという気持ちと嬉しい気持ちが混ざったような感じでした。家族にも伝えたところ、まさか僕が会社に就職するなんてと驚いていました。そのために2年間頑張っていたのでそんなに驚かれても困るんですけどね(笑)

Q9.これから業界を目指す皆さんへのメッセージをどうぞ!

これは僕がしておけばよかったな、と思うことなんですが…マンガやアニメ、本や音楽もそうなんですけど、自分の好きじゃないジャンルのものも触れておくことですね。
例えば流行の音楽があったとして、自分の好みじゃなくても「なぜこれは売れるのか」とか、マンガだったら「なぜあのマンガは人気なのか」と考えることです。
もちろん、自分が好きなものも、「どうして好きなのか」「なぜ感動したのか」と常に考えることは必要だと思います。

本や映画、自分の知識量を増やすということは、自分自身を成長させることに繋がるので、見聞を広げるということをして欲しいです。

絵が好きな人は、絵だけに関係するマンガやアニメだけに触れるのではなくて、絵に出来そうなものをどんどん自分に取り入れていくというのもひとつの勉強だと思います。
あと、人の話はちゃんと聞くということが本当に重要です。これは僕が小さい頃から意識していることなんですが、校長先生の集会とか、大勢に対して1人が喋っている場ではとにかく集中して聞くことですね。話をしてくれる人というのは、その話をするだけの背景や経験、それから責任があると思っています。今でも中学校の先生が教えてくれたことは覚えていますし、成長した今、自分の中で何かが進化しているのかなと振り返る機会にもなります。
無駄なことはないので、常に自分の目で見て、触れて、感動して欲しいなと思います。

2013年内定速報

(株)TYOアニメーションズ (有)Wish シーステイション(株) (有)ピー・アール・エー (株)トリガー
(株)A-1 pictures(株)オー・エル・エム (株)マッドハウス (株)スタジオディーン
(株)プロダクション・アイジー (株)ジェー・シー・スタッフ (株)デイヴィッドプロダクション (株)ボンズ
(株)アステリズム (株)アニメーションスタジオ・アートランド (株)エイトビット (株)ブレインズベース
フッズエンタテインメント(株) (株)ぴえろ (株)タツノコプロ (株)シルバーリンク

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